別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




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2018年3月27日火曜日

源頼朝の弟希義の遺髪を持って来た琳猷上人

(源頼朝墓)

源希義は源義朝の子。

母は源頼朝と同じ由良御前

1159年(平治元年)の平治の乱後、土佐国へ流されていましたが、1182年(寿永元年)、平重盛の家人で土佐国の豪族・蓮池家綱と平田俊遠に討たれたのだと伝えられています(諸説あるようです。)。


『吾妻鏡』によると・・・

1185年(元暦2年)3月27日、希義の配流地・土佐国介良庄の僧・琳猷が希義の遺髪を持って鎌倉にやってきました。

琳猷は、蓮池家綱に討たれた後、放置されていた遺体を葬って供養してきたのだそうです。

面会した頼朝は、「死んだ弟に会えたようだ」と言って琳猷上人に礼を述べたとのだといいます。


📎頼朝の兄弟たち


 源頼朝墓






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