別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




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2018年2月11日日曜日

鎌倉:補陀洛寺の源頼朝像と文覚裸形像

源頼朝像

補陀洛寺は、1181年(養和元年)、源頼朝の祈願所として建立されたと伝えられる寺院。

頼朝像は、頼朝自らが彫ったのだと伝えられています。




頼朝像の前に置かれているのは位牌。

開山の文覚が書いたものとされています。


文覚裸形像

文覚裸形像は、文覚の自作だと伝えられています。

文覚は、もとは遠藤盛遠という北面の武士。

渡辺(源)渡の妻袈裟御前に懸想し、誤って殺してしまったことから、罪を償うために出家したのだと伝えられています。

1173年(承安3年)、神護寺の再興を後白河法皇に強訴したことで伊豆国へ流されます。

そのとき、蛭ヶ小島に流されていた源頼朝と出会って、挙兵を勧めたのだとか・・・。

文覚は34歳、頼朝は26歳のときでした。


補陀洛寺






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源頼朝配流地

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