別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




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京都・奈良・平泉・鎌倉などの寺社・歴史・人物・伝説・文化・自然・花などの情報をお伝えします。


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2018年1月31日水曜日

鎌倉桜情報!伝説の桜

(安国論寺)

妙法桜は、日蓮が持っていた杖を突き刺すとそれが根付いたとされる桜。

正式の名称は「市原虎の尾」。


(明王院)

明王院門前の公園に植えられている緑の桜。

仁和寺発祥といわれ、貴族が着ていた衣の色にちなんで、「御衣黄」(ぎょいこう)と名付けられたそうです。


(浄妙寺)

鎌足桜は、藤原鎌足の伝承が残る木更津市から植樹された桜。

藤原鎌足の杖が根付いたという伝説の桜。


(鶴岡八幡宮)

静桜は、源義経の愛妾静御前の聖地の一つとされる福島県郡山市から植樹されました。


(鶴岡八幡宮)

実朝桜は、源実朝の首塚のある秦野市から移植されました。


(極楽寺)

 鶴岡八幡宮の鎌倉桜
(鶴岡八幡宮)

極楽寺の八重一重咲分桜と鶴岡八幡宮の鎌倉桜は、桐ヶ谷と呼ばれる鎌倉原産の桜。

 桐ヶ谷
(県立フラワーセンター大船植物園)

「桐ヶ谷」(きりがや)は大島桜の突然変異種で、材木座の桐ヶ谷の原産。

花びらが5枚から8枚ほどの花が混生している珍しい桜です。

京都御所にも植えられたという桜で、後水尾天皇がその美しさに御車を返してご覧になったということから、「御車返し」とも呼ばれています。


 普賢象
(県立フラワーセンター大船植物園)

鎌倉に室町時代からある品種で、普賢菩薩を祀る堂の横に咲いていたことから「普賢堂」と呼ばれるようになり、のちに「普賢象」(ふげんぞう)と呼ばれるようになったのだといいます。

八重桜では日本最古の品種。







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