別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




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2017年11月8日水曜日

日本の四箇大寺と呼ばれた東大寺・興福寺・延暦寺・園城寺

 東大寺

728年(神亀5年)、聖武天皇が幼くして亡くなった皇子の菩提を追修するため、若草山の麓に金鍾山寺を建立させたのが東大寺の起源。

741年(天平13年)、国分寺(金光明寺)と国分尼寺(法華寺)建立の詔が発せられ、金鍾山寺が金光明寺となり、その後東大寺が創建されています。

本尊は、聖武天皇の詔によって造立された盧舎那仏坐像で、奈良の大仏として知られています。



興福寺は、藤原氏の氏寺で、法相宗の大本山。

平安時代には春日大社の実権を手にし、大和国のほとんどの荘園を領して、事実上大和国を支配していました。

盛時には百以上の塔頭があったのだといいます。


 比叡山延暦寺

延暦寺は、788年(延暦7年)、最澄によって開かれた天台宗総本山。

延暦寺という名称は、比叡山山内にある東塔(とうどう)、西塔(さいとう)、横川(よかわ)にある堂塔の総称で、各地域に本堂が置かれています。


 園城寺

園城寺は、天台寺門宗の総本山。

686年(朱鳥元年)、壬申の乱で敗れた大友皇子の子・大友与多王が、天武天皇の許可を得て創建。

天智天皇・天武天皇・持統天皇の誕生の際に産湯に用いられた霊泉があることから「御井の寺」と呼ばれていたため、一般的に三井寺(みいでら)と呼ばれています。



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