別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




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2020年6月2日火曜日

粟生光明寺の東行逆馬の碑と熊谷直実


東行逆馬の碑
(長岡京市・光明寺)


西山光明寺の創建者・熊谷直実

源頼朝に仕えた武蔵国の武将。


『平家物語』によれば・・・

一の谷の戦いで直実は、波際を敗走する平家の若武者を呼び止めて一騎討ちを挑みます。

直実が組み敷いて首をとった若武者は平清盛の甥・敦盛でした。

敦盛は16歳だったとも17歳だったともいわれています。

我が子と同じくらいの齢の若者を討ち取ってしまった直実。

この事で出家を考えるようになったのだとか・・・

出家したのは1193年(建久4年)頃だといわれ、その場所は金戒光明寺だったのだと伝えられているようです。

法名は蓮生。




1195年(建久6年)、直実は布教のため武蔵国熊谷へ向かいます。

熊谷郷は直実の本拠地。

その道中、直実は馬の鞍を逆さに置いて乗っていたのだといいます。

「阿弥陀さまの西方浄土へ背を向けては失礼」という理由だったのだそうです。


光明寺








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