別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




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2017年3月7日火曜日

源実朝の和歌めぐり

詳しい情報は写真をクリック・タップして鎌倉手帳のページへ。


実朝桜
(鶴岡八幡宮流鏑馬馬場)

風さわぐをちの外山に雲晴れて桜にくもる春の夜の月


(鶴岡八幡宮)

山はさけ海はあせなむ世なりとも君にふた心わがあらめやも


(鎌倉海浜公園)

世の中はつねにもがもななぎさこぐあまの小舟の綱手かなしも



箱根路をわが越えくれば伊豆の海や沖の小島に波の寄る見ゆ


(熱海市)

ちはやぶる伊豆のお山の玉椿八百万代も色はかはらし


(熱海市)

伊豆の国や山の南に出づる湯の速きは神の験なりけり


(熱海市)

都より巽にあたり出湯あり名は吾妻路の熱海といふ


(秦野市)

ものいわぬ四方のけだものすらだにもあはれなるかなや親の子をおもふ


鎌倉文学館

大海の磯もとどろに寄する波われてくだけてさけて散るかも


鶴岡八幡宮

『吾妻鏡』によれば、1219年(建保7年)正月27日、右大臣拝賀の式に向かう実朝は・・・

出でて去なばぬしなき宿となりぬとも軒端の梅よ春を忘るな

と詠んだといいます。

そして、この日、甥の公暁によって暗殺されてしまいました。


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