別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




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2016年5月17日火曜日

日本遺産:江戸庶民の信仰と行楽の地・・・大山詣



伊勢原市の江戸庶民の信仰と行楽の地 ~巨大な木太刀を担いで「大山詣(おおやままい)り」~は、平成28年4月19日に開催された「日本遺産審査委員会」の審査を経て、日本遺産に認定されました。


文化庁発表の認定概要は以下のとおりです。



大山詣りは、鳶などの職人たちが巨大な木太刀を江戸から担いで運び、滝で身を清めてから奉納と山頂を目指すといった、他に例をみない庶民参拝である。

そうした姿は歌舞伎や浮世絵にとりあげられ、また手形が不要な小旅行であったことから人々の興味関心を呼び起こし、江戸の人口が100万人の頃、年間20万人もの参拝者が訪れた。

大山詣りは、今も先導師たちにより脈々と引き継がれている。

首都近郊に残る豊かな自然とふれあいながら歴史を巡り、山頂から眼下に広がる景色を目にしたとき、大山にあこがれた先人の思いと満足を体感できる。


納め太刀


江戸時代には、招福除災を祈願して木太刀を奉納する風習がありました(納め太刀)。

源頼朝が大山寺に「武運長久」を祈願して太刀を奉納したことに始まりのだと伝えられています。



 日本遺産:大山詣

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神奈川では鎌倉と横須賀も日本遺産に。

 日本遺産「いざ、鎌倉」

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