別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




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2015年4月18日土曜日

源頼朝の供養塔・・・行田市西明寺


埼玉県行田市白川戸にある西明寺。

西明寺は、真言宗智山派の寺院で、山号は天洲山、院号は種智院。

創建年は不明ですが、源頼朝北条時頼の伝説が残されています。

薬師堂

阿弥陀堂

文殊菩薩

正嘉年間(1257~1259)、北条時頼は、現在の文殊堂のある場所に一宇を建立し、文殊菩薩を安置したのだと伝えられています。

北条時頼は、鎌倉幕府の5代執権。

出家後、最明寺で隠居生活を送り、最明寺入道と呼ばれました(北条時頼の廟所と墓(鎌倉:明月院))。

各地に廻国伝説が残されていますが、おそらく、西明寺という名称は、時頼の最明寺から付けられたものなのでしょう。


文殊堂前に置かれているのが源頼朝の供養塔と伝えられている五輪塔(左)。

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