別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




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2014年11月28日金曜日

草も木も靡きし秋の霜消えて空しき苔を払う山風・・・鴨長明


晩年、各地を転々とした鴨長明が「栖」(すみか)として仕上げたのもの。

下鴨神社の摂社河合神社に置かれています。

鴨長明は、鎌倉時代前期の歌人、随筆家。

三大随筆の一つ『方丈記』はこの方丈の中で書かれたものなのだそうです。


さて、鴨長明は1211年(建暦元年)、源実朝に面会するため鎌倉を訪れています。

その折に立ち寄った源頼朝の墓(法華堂)で詠んだのが「草も木も靡きし秋の霜消えて空しき苔を払う山風」。


鎌倉検定の1級には誰が詠んだ歌かを問う問題も出題されています。



(賀茂御祖神社)

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